外資レイオフ、転職を経てご活躍されるサークラーにインタビュー (キャリア記事#1)

国内・外資で営業職としてのキャリアのご経験があり、前職の外資SaaS企業でのレイオフや転職活動、キャリアチェンジを経てご活躍されるさくらさんにインタビューしました。

転職までの道のり、WorkCircleがさくらさんにどのような影響を与えてきたかについて伺いました！  

 

これまでどんなキャリアを積まれてきましたか？

さくらさん: 営業としてIT業界を中心に4つの業界転職を経験してきました。

割合としては8割が既存顧客に対して営業やコンサル、残りはITでSaaS関連の新規開拓営業です。  

 

どのようなきっかけで転職を考えてきましたか？

さくらさん: 挑戦したいタイミングが来た時ですね。

入社後、先輩や周囲の方々から教えて頂き、徐々に成績が上がるにつれ、会社全体の求めていること・目指していることがより身近に見えてきます。そのタイミングで、もっと大きな営業成績や責任がある仕事をしたくなることが多いです。

例えば、小売で対顧客が20人くらいの規模間で売上が月に数百万くらいが自分のターゲットの場合、月に数千万、億単位の規模感で、担当できる幅が広がるポジションで働きたいなぁと思うようになりました。  

 

昨年末(2023年末)、外資企業から転職をされたきっかけを教えてください。

さくらさん: 外資SaaS企業で営業として働いていましたが、しばらくして組織単位でのレイオフ通知がきました。それが転職のきっかけです。  

 

2023年は日本でも外資テック企業のレイオフが一気に広まった年ですよね。レイオフ通知が来た時はどんな心境だったのでしょうか。

さくらさん: 「まさか私が。」という一言でした。通知がメールで来て一日二日経ってから、これは現実だと感じ、三日目くらいから気持ちの切り替えが少しずつ出来てきた感じでした。  

 

レイオフでのパッケージはどんな内容だったか差し支えなければシェアしていただけますか。

さくらさん: 約半年分の給与がパッケージでした。

二週間以内に退職か社内の別組織に応募するかの二択を選ぶ必要がありましたが、他組織でもレイオフが発生している噂は聞いていたので、また対象になるかもしれないと思い退職を選択しました。  

 

社内周囲でレイオフをされた方々とは情報交換をされていましたか？

さくらさん: 全く情報交換をすることはなかったですね。退職する直前で自らレイオフが原因で辞めると伝えている方が何人かいて、「あーこの方もレイオフだったんだ」と後になって気づく感じでした。

社内チャットは個人的に結構使いこなしていたのですが、レイオフ含めた給与や昇進などの皆さんが気になるセンシティブなトピックは殆ど見たことがこれまでもありませんでした。  

 

それからの転職活動について聞かせてください。転職活動はいつのタイミングで始められたのでしょうか。

さくらさん: レイオフで退職が決まってから2ヶ月目くらいから動き始めました。最初の一ヶ月は旅行をしたり実家に帰って気持ちの整理をしていました。  

 

どんな転職活動をされましたか？

さくらさん: 最終的に書類を50社、最終面接が8社、内定は1社から頂きました。

当初、行きたいと思う会社で働く知り合い経由でリファラルプログラムから外資系企業を中心に最初受けていたのですが、最終面接で落ちたり、途中で受けていたポジションがクローズされてしまうことが多かったです。マネージャー以上の採用が多く、マネージャー職程の経験がないため、フィットするポジションがなかなか見つかりませんでした。

それから、転職エージェントさん3社と繋がって、条件や希望に沿った会社を紹介してもらったのですが、1社を除き多くの場合、エージェントさんがおすすめしたい案件を送ってくるという主導権を握られてしまった感じでした。

転職活動を開始して4ヶ月、思うように転職先が決まらない時にWorkCircleのリリース記事でWorkCircleを知り、それが転職に繋がりました。  

 

WorkCircleはどのようにさくらさんのキャリアに影響しましたか。

さくらさん: WorkCircleのお陰で転職が出来ました！

WorkCircleを知った頃、ちょうどLinkedin経由でたまたま繋がったエージェントさん経由で自分の優先事項である「お客様の成功に長期的に伴走、裁量のある仕事、AI」に当てはまる日系の会社さんに出会いました。

最終面接で落ちてしまうことが多かったので、WorkCircleに面接のアドバイスに関する投稿をしたら直ぐに複数の回答が来て、一人の方からのアドバイスに沿って面接練習を徹底的にしました。

アドバイスコメント一部抜粋:

• 過去の実績を小さなものから全て書き出す
• 募集企業とロールに関して徹底的に分析する
• 応募企業に関して企業運営・組織運営を自分ならどうするか仮説を立てる
• 自分を商品として捉え、上記の情報をもとに提案書を作成する その後、希望していたカスタマーサクセスのロールでオファーを頂きました！  

 

おめでとうございます！その他、WorkCircleではどんな投稿がさくらさんのためになりましたか？

さくらさん: 「こういうポジションで仕事を探しているのですが、どういう会社がいいと思いますか？」という個人の状況に対して、アイディアやおすすめな会社名がフラットに出てくるような投稿です。

外資系企業で働かれている方も多く、荒波の中成果を出されてきた方々も多いと思うので、そのような方々からの率直な意見が多く、ためになっています。何より治安が良いので投稿しやすいですね笑

あとは、意外にも雑談トピックもよく見ており、周りは「こんなことに興味あるんだー」とどんな人たちなのか想像を膨らませながら楽しく使っています笑  

 

外資系から日系企業に転職をして大きく変化したと感じたことはありますか？

さくらさん: 最初は「外資」と拘っていたのですが、最終的には自分に合う居場所を見つけた気持ちでとても安心しています。

元々外資SaaSの大企業に所属していたので、個人主義で優秀な方々も多かったです。

今は、輪を大切にするカルチャーの会社のため、今は周囲のチームを引き上げるためには個人として何ができるか、と強く思えるのは外資での経験があったからだなと思っています。  

 

今後目指すキャリア像はありますか？

さくらさん: カスタマーサクセスでマネジメントポジションに就きたいと思っています。

自分の優先事項である多くのお客様の成功を導くことに加えて、自分のチームを大事にしたい、そして、大袈裟かもしれないですが、少しでも働く女性のお手本になりたいと思っています。  

 

最後に、今後、キャリアを続けていく上で日本社会に必要だと感じることを教えてください。

さくらさん: 色々なところで働く方々のことを知る機会があればキャリアの選択肢が広がる社会になると思っています。

WorkCircleではフラットに情報を聞くことも得ることもできるため、これまで知らなかったことを知ることができるコミュニティだと思っています。

より多くの人が自分に合う情報に出会い、キャリアの幅が広がれば良いなと思っています。